お施餓鬼会御礼

 皆様のお陰様で、去る1日には、令和2年度のお施餓鬼会を厳修することができました。当日は久しぶりの雨天(お施餓鬼としても)でしたが、総代さん方にもご出席いただき、しっかりお勤めすることができました。

 当日、私は「20分ほどの法話」と「お勤めの維那=声出し係」をさせていただきました。何れも初めてでしたが、なんとかお勤めすることができました。他所のお寺では法話もさせていただいておりましたが、自坊(じぶんのお寺)でというのは一寸変わった感じがしますね。総代さん方も(人数が少ないので?)暖かい表情で聞いていただいた…と思います。

 同じく初めての試みであった「ユーチューブでの中継」は、及第点とは言わずとも行うことができました。考えていたことが全部できた訳ではありませんが、最初から最後まで視聴してくださった方もあったようで、誠にありがたい限りです。あれだけ事前のテストをしても、「本番は別物だなぁ」というのを改めて感じました。まさに「諸行無常」という所です。現在でも、録画されたものを見ることができますので、よかったら(最後の10分だけでも)ご覧ください。

  色々とリスクのある中でもお越しくださった総代さん方、ありがとうございました。準備から当日、そして後日のお塔婆立てなど手伝ってくださった方々、ありがとうございました。住職もお疲れ様でした。そして、音の出ていないままでも試聴を続けてくださった方、ありがとうございました。撮影など裏方を務めてくれた家族のみんな、ありがとうございました。
 そして何より、私たちの思いも理解し、信頼してくださったお檀家の皆様、ありがとうございました。「ネット中継できる」という新たな可能性は得たものの、やはり多くの方に集まっていただいてこその行事であるな、と改めて感じました。

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