日常生活の中でのお念仏の活用法

 東京教区の「Youtube3分間法話」に出演させていただきました。テーマは「平生の過ごし方」です。浄土宗は「臨終の時にお念仏おとなえするのが大事」ということが最も強調されていますが、普段の生活の中でも「お念仏を使う」機会が多いと良いのでは…イザというときに安心してお念仏できるのではないか…と考えています。

 法然上人のお言葉の中では、「現世を過ぐべきようは、念仏の申されんように過ぐべし」と、「お念仏申しやすい環境を作りましょう」と仰っております。理想的には「いつでも、どこでも、だれとでも」修行できるのがお念仏ですが、私自身四六時中ブツブツとお念仏できている訳ではありません。

 ですが、自分なりの「お念仏申すキッカケ」は決めております。生活の中でその場面に出会ったら、それをキッカケとしてお念仏する。これは「環境を作る」とは違うと思っていますが、結局「現世を過ぐべきよう」には連なっているのではないか…と考えています。私なりのキッカケ・トリガーを紹介していますので、良かったらご視聴下さいませ。

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