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 今日は一周忌のご法事。メモに「1周期と3回忌?」と書かれていたので、お越しになった際に「そのように見たのですが…」と話を振ってみると、確かに「一緒にできないか」とお考えだったようです。
 そのような状況にしてしまったことをまずはお詫びし、「周忌」と「回忌」の数え方の違いをお話しました。そのことで、「1から3に飛ぶ」ことはご理解いただけたようでしたので、「12歳のお誕生日と13歳を一緒には祝いませんね」とお話しし、ご理解いただけました。また、過去そのようなお勤めをした状況について、例をお話しました。
 フトよい機会と思い、「何かお聞きになりたいことがありましたら、どうぞ仰ってください」と申しましたら「お経を短時間で」とのこと。「では端折らず早口でやりますね」とお答えし、お勤めいたしました。

 終わってから少しお話したのですが、表情を見ると何か仰っしゃりたい様子。人生の先輩でもあり、私が経験し得ないことをたくさんご存知のようでしたらので、「何かコメントがありましたら」と、お願いしました。
 私の法話(というか雑感というか…)をうけ、思い当たることがあったそうで、「こういう状況の人がいたら、今の話で救われる方もいらっしゃると思いますよ。この言葉をかけてあげてください」と言ってくださいました。この「コメントを頂く」こと自体が私にとっても新鮮でありがたく、「これは記録に残そう」とブログを書いているわけです。

 そして、その「言葉」とは…「ありのまま」です。「要は」という言葉で大部分を切り捨てるのではなく、全体として捉えましょうということです。

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