お話裏話
お陰様で、お十夜は無事に終了しました。住職もお勤めすることができ、また放送事故も起こらず、副住職としては一安心です。お天気もまずまずで、当日お参りに来られた方もありました。まだまだ不安の残る中とは思いますが、有り難いことと存じます。
さて、前座で30分、お話をしました。改めて「お十夜=別時会」を開く価値を現代の状況から見直す、という趣旨でしたが中々伝わらない事かも知れないなぁ、と思いました。そもそもお経自身に「難信の法」と書かれているのですから私としても承知の筈なのですが、改めて「自分の言葉として、納得した部分を語ろう」と思うと「どのようにお伝えするのが受け止めやすいのだろうか?」に頭を悩ませました。
そこで、(どれだけニーズがあるか分からないですが)使った資料を改めてYoutubeにアップしてみました。自分としても、作ったものをなるべく何度も見返してブラッシュアップしていきたいと考えます。…つまり、しばらく同じネタを繰り返すかもしれません(笑)。
ともあれ、「この現代で、お念仏を・浄土宗をお勧めすること」にどんな意味や価値があるのか、自分自身に問いかけながらお話していく、そんな自身のスタンスがハッキリしたという感じです。