怒りの役割と対処法

 東京教区の「3分間法話」に出演させていただきました。こちら、教区内の多くの和尚さんが、「短い動画でお伝えする」という趣旨で、もう200回に迫る動画がアップされています。伝統的で正統派の方も多い中、私は(ちょっと珍しい切り口で)を狙っています。そんな者の話を一緒に載せて下さる寛容さというか勇気に、いつも感謝しております。

 さて今回のテーマは「怒りの役割と対処」です。きっかけは「怒りは何の為にしょうじるのだろう?」という疑問でした。他の感情と同じように、「さぁ怒るぞ!」と意識することなく、もう自動的に動いているのが感情です。つまり自然な反応であるならば、きっと役目はあるはず。そこで思い至ったのが「心の危機」。肉体の炎症を知らせるのが痛みなら、心の危機を知らせるのが怒りであると。

 元来の仏教では「怒りは三毒の一つだから、離れるべき」と説きますが、自然に生じるものなのだから無視するのはどうかと…。「痛みがある→医者に行く」ように、「怒りがある→対応する」すべを考えました。

 答えはやっぱり「南無阿弥陀仏を称えましょう」なのですが、そのしくみを丁寧にお話してみました。良かったらご覧下さい。なお、下にAIを用いた概要を載せておきますので、「即しりたい!」という方はご覧になって下さい。

AIによるマインドマップはこちら。